基礎

CFD 取引ルール

CFD 取引ルール
渡辺 智(ワタナベ サトシ)
FP1級、証券アナリスト。

CFD 取引ルール

(図)証拠金

参照原資産が株価指数先物である株価指数CFD、商品CFDおよびその他指数先物を原資産とするバラエティCFDには決済期日がありません。
参照原資産がETFの株価指数CFD、株式CFDおよび参照原資産がETF、ETNのバラエティCFDにおいて参照原資産の分割・併合が発生した場合は以下の通り決済期日が設定されます。
また、下記以外の事由であっても、当社手続き上の制約等により、決済期日が設定される場合があります。決済期日までに決済されない場合には当社が任意で強制決済します。 CFD 取引ルール なお、決済期日が設定される銘柄は新規注文を規制します。

参照原資産のコーポレートアクションの種類 決済期日
売買単位の整数倍の分割 (分割比率が1:2など)
売買単位の整数倍の株数を統合する併合 (併合比率が2:1など)
設定なし
売買単位の非整数倍の分割 (分割比率が1:1.5など)
売買単位の非整数倍の株数を統合する併合 CFD 取引ルール (併合比率が1.5:1など)
設定あり

16.株式分割、株式併合の取扱い

分割の場合

1.売買単位の整数倍の分割の場合 (例)分割比率が1:2など
分割の比率に応じて、売付建玉または買付建玉を増加し、建玉単価を減額します。
なお、建玉単価の処理は新建玉と旧建玉で方法が異なります。

分割後建玉 = 分割前建玉 × 分割の比率
分割後建玉単価(旧建玉) = 建玉単価 - (分割後建玉単価(新建玉)×(分割の比率-1))
分割後建玉単価(新建玉) = 建玉単価 ÷ 分割の比率 (呼値未満切り捨て)

・ 処理例
株式CFD 銘柄名:XXX 1株を7株に分割
分割適用日のポジション
分割前建玉数 1CFD 分割前建玉単価 640ドル

分割適日後のポジション
分割後建玉数(旧建玉) 1CFD 分割後建玉単価 91.48ドル
分割後建玉数(新建玉) 6CFD 分割後建玉単価 91.42ドル (呼値未満切り捨て)

2.売買単位の非整数倍の分割の場合 (例)1株を1.CFD 取引ルール 5株に分割
原則、決済期日が設けられ、それまでに決済されない場合には当社が任意で強制決済します。
また、原資産市場にて当該分割が発表されると、新規注文を停止します。従いまして、分割適用日をまたいで建玉をもつことはできません。

併合の場合

1.売買単位の整数倍の株数を統合する併合の場合 (例)2株を1株に併合
併合の比率に応じて、売付建玉または買付建玉を減少し、建玉単価を増額します。

併合後建玉 ※ = 併合前建玉 ÷ 併合の比率
併合後建玉単価 = 建玉単価 × 併合の比率

  • ※ 併合後建玉に売買単位未満が生じる場合、単位未満相当分の建玉を併合適用日に当社の任意で強制決済します。

・ 処理例
バラエティCFD 銘柄名:VVVレバ3倍ETF (例)6株を1株に併合
併合適用日のポジション
併合前建玉数 7CFD 併合前建玉単価 3ドル

併合適用日後のポジション
併合後建玉数1株 併合後建玉単価 18ドル

2.売買単位の非整数倍の株数を統合する併合の場合 (例)1.5株を1株に併合
原則、決済期日が設けられ、それまでに決済されない場合には当社が任意で強制決済します。
また、原資産市場にて当該併合が発表されると、新規注文を停止します。従いまして、併合適用日をまたいで建玉をもつことはできません。

  • ※ 建日の取扱い
    参照原資産に分割や併合が発生した銘柄を分割・併合適用日をまたいで建玉として保有していた場合、建日の取扱いは以下の表のように設定されます。
コーポレートアクション 建玉 建日
分割 分割後建日(旧建玉) 変化なし
分割後建日(新建玉) 分割適用日
併合 併合後建日(全建玉) 併合適用日
  • ※ 有効期間内の注文の取扱い
    参照原資産に分割や併合が発生した銘柄のご注文は、有効期間内でも失効(取消)となります。ご注文を継続される場合は、分割・併合適用日のニューヨーククローズ(翌7:00、米国夏時間時は翌6:00)後に改めて発注をしてください。

17.調整額

CFD 取引ルール
原資産 価格調整額 金利調整額 権利調整額
商品CFD 金スポット
銀スポット
× ×
上記以外 × ×
株価指数CFD 株価指数先物 × ×
ETF(株価指数連動型) ×
バラエティCFD ハイレバレッジ型ETF、ETN
REIT型ETF
×
その他指数先物 × ×
株式CFD株式 ×

・価格調整額
原資産となっている先物の限月交代によって発生する調整額です。
当社が定める日(以下、価格調整日)の取引終了時点で建玉を保有していた場合に発生します。
価格調整日には、レートを提示するために参照している先物銘柄の交代(期近から期先へ)をします。
期近と期先は価格が同一ではないため、交代により発生する評価損益を調整するために受け払いを行います。
期近<期先 の場合、買建玉は支払いとなり、売建玉は受け取ります。
期近>期先 CFD 取引ルール の場合、買建玉は受け取りとなり、売建玉は支払います。
※価格調整額は、期近と期先の価格差に基づいて算出されます。

・金利調整額
当社がカバー取引を行う際の金利負担に基づいて発生する調整額です。
取引時間終了時点で建玉を保有していた場合に発生します。
原資産を「ETF(株価指数連動型)」、「ハイレバレッジ型ETF、ETN」、「REIT型ETF」、および「株式」とする銘柄につきましては、LIBOR(又はHIBOR)に3%減算した率を適用します。

  • ※ 減算後の率がマイナスとなる場合は当社への支払いとなります。
  • ※ 国内外の祝祭日によりロールオーバーを行わない場合は発生しません。

・権利調整額
原資産のコーポレートアクションによって発生する調整額です。
当社が定める日の取引時間終了時点で建玉を保有していた場合に発生します。

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